12日目
【食べたもの】
10倍がゆ小さじ3
にんじん小さじ2
麦茶大さじ4
いつもは朝9時に食べさせるのだが、私が育児とは別のことで落ち込んでいてどうしても食べさせる気にならない。母に頼んで午後3時に食べさせてもらうことになったが、午後になって母が軽い事故に遇い、その処理のために来られないことになる。
やりたくなくたってやらねばならぬ。親が面倒でも子の腹は空く。午後3時、重い腰をあげて準備する。
はじめは椅子に座って食べていたものの、いつものように愚図りだすので抱っこで食べさせる。べぇーっと出されたりイヤイヤされたりして、ただでさえ別件で落ち込んでいる私は泣きそうになる。離乳食って、子育てって大変だ。子は親がどんな状態であろうとお構い無しだし、きつくたって当然のようにするのが親なのだろう。
息子は食べ物を拒否したかと思えば、自分でスプーンを握って口に持っていったりもする。食べる意欲はあるのだろうか。今度はスプーンを噛んで離さない。
今日もなんとか完食。
今、植本一子の『かなわない』を読んでいて、その中によく、いつもは気にならない些細なことが気に障って子どもにあたってしまったことが書かれているのだけど、私もあたりこそしないものの、いつもはまったく気にならない、食べこぼしでぐちゃぐちゃに汚れたスタイを見てなんだかため息が出た。
疲れているのだろう。まあこんな日もあるか。
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